目次
仕事をしていると「しなればならない」という圧力がかかってくる
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”President-b.jpg” name=”社長”] おお。島村くん いいところにいた。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”shima.jpg” name=”島村竜一”] 社長 おはようございます。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”President-b.jpg” name=”社長”] 佐藤君の売り上げが落ちているのは知っているね? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”shima.jpg” name=”島村竜一”] はい。 ここのところ元気がないようですね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”President-b.jpg” name=”社長”] どうやら新規開拓がうまくいっていないようだ。そのせいか元気がなくなってきているに見える。もっと面倒をみてくれないか? [/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”shima.jpg” name=”島村竜一”] いやいや社長。彼の営業成績をあげるよりもぼくが新規の顧客取得にむけてがんばったほうが効率がいいですよ。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”shima.jpg” name=”島村竜一”] じゃさっそく。これからいってきますね。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”President-b.jpg” name=”社長”] まてまて。後輩の面倒をみるのも大切な仕事だ。
キチンと後輩の面倒をみなさい。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”President-b.jpg” name=”社長”] あ。それから君の営業成績ももちろんあげないとダメだからね。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”think” subtype=”R1″ icon=”shima.jpg” name=”島村竜一”] まいったなあ。ぼくがやらないいけないのか。。。。。 [/speech_bubble]
しなればならない(have to)では上手くいかない。私はこう在りたいという(want)こそ大事
会社でも個人でも活動していると「どうしてもしなればならない」という外的動機(have to)が発生します。
今回のように自分ではやりたくないけれど、後輩の佐藤君の面倒をみなくてはいけないと
いったことは日常茶飯事に頻繁に発生します。
責任という名の圧力がかかってきます。
でもね。
やらなきゃいけないのは分かっているのですが
have toばかりだと、人生参ってしまいますよね。
仕事のためにどうしてもしないといけない。
親のために、家族のためにどうしてもしないといけない。
言い訳ばかりの人生になってしまいます。
そしてやらなけばならない」といった「have to」で仕事に向き合ってしまうと、あなたのなかに眠っている残り90%以上の潜在意識を味方につけることはできません。
「have to」はむしろ後ろむきに作用しエネルギーを削いでしまうのです。自ら「成し遂げたい」「こう在りたい」といった将来的、希望的ビジョンを抱いていなければ、いくら進もうとしても進めないといった事態を招いてしまいます。
人生が劇的に変わる マインドの法則
人は強制されるのを嫌がる生き物です。
そんな生き物がhave toを強制されると
いやいや物事をすすめることにより結果がでにくくなります。
結果をだすためにも人間の行動動機を理解することが大切になってきます。
[amazonjs asin=”4537060204″ locale=”JP” title=”人生が劇的に変わる マインドの法則 (NICHIBUN BUNKO)”]行動動機には、「私はこう在りたい」という内的動機[want]と、
外から強いられて「しなければならない」といった外的動機[have to]があります。そしてもう一つ、同じ「しなければならない」であっても、他人や組織からの要請ではなく、
「こう在らねばならない」と自分で思い込んでいる動機[must]があります。人生が劇的に変わる マインドの法則
「しなければならない」といった外的動機[have to]
「こう在らねばならない」と自分で思い込んでいる動機[must]
この3つの動機の違いを理解しなくてはいけません。
人はだれしもこうありたいと願いながらも、
have to, mustといった外的要因に振り回されていきます。
自分の夢をかなえるよりもさきに
あなたはなになにをしないといけない。
きっと一度は聞いたことはあるのではないでしょうか?
いやいや。
そうだねと
自分を納得させながら。。。
でもこの[want]こそ、将来においてなにかを達成するときには原動力となってきます。
wantが行動原理の重要な訳
ここのところ心の本が話題となっています。
[amazonjs asin=”4844374443″ locale=”JP” title=”自分を変える習慣力 (ビジネスライフ)”]
「自分を変える習慣力 」
ぼくももちろん買いましたが、すごい大ベストセラーですね。
本屋のありこちで平積みになっています。
それだけ心、潜在意識に注目されてきているのでしょうね。
自分を変える習慣力でも書かれていましたが、
ほとんどの僕たちの行動は潜在意識がコントロールしています。
これは自分が決めたんだと思っていながらも。
実は自分が決めるより前に潜在意識が先に行動を
指示していることがわかってきました。
え?って感じですね。
では潜在意識と人はどうやって付き合っていけばいいのでしょうか?
自分のものでありながらなかなかうまくコントロールすることができないのが
潜在意識です。
潜在意識は実は失敗をリスクを恐ることがここのところ分かってきました。
それは、「脳」が「近道」を必ずしも好まず、むしろ「確実な道」を大いに好むからです。
やる気を司る「脳」としては確実に成果が出せる方法に一定の「やる気」を供給するのはやぶさかではありません。一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方
[amazonjs asin=”4881668331″ locale=”JP” title=”一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方”]結果として「脳」は今まで成功してきたから、これからも成功するであろう、確実に成功が保証されている方法に固執するのです。
一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方
今の世の中やることが多すぎます。
次から次へとやること、やらなくてはいけないことがでてきます。
物事をやりきるためのやる気をだすためには
潜在意識からやる気を出す必要があります。
でも潜在意識とは心のエネルギーです。
無限にあるエネルギーではなく、あくまでも
有限のエネルギーなのです。
有限だからこそ潜在意識はなかなかやる気をだしてくれません。
大人になればなるほど、やらなくてはいけないことが増えてくるので
潜在意識としてもやる気を大放出するわけにはいかないのです。
やる気をだすためにも潜在意識と自分自身で対話をしてやる気をだしてもらう必要があります。
人間の脳は、潜在意識が約90%以上を占めています。通常のマインドの使い方では、これをフルに活用することは難しく、普段私たちが意識できている顕在意識は、約3〜10%以下にも満たないといわれます。
ところが、この普段眠っている潜在意識にアクセスし、その能力を引き出すのが、強い願望であるwantなのです。wantの原動力が眠っていた潜在意識を稼働させるため、これまで使っていたマインドに潜在意識が加担して能力を発揮できるようになります。
人生が劇的に変わるマインドの法則
自分の潜在意識とお話をするためにも「私はこう在りたい」という内的動機[want] を大切にしないといけないですね。
まとめ:wantを見つめ直すことこそ自分のステージをあげる第一歩
会社や家庭などわたしたちにはさまざまな社会とのつながりがあります。
「しなければならない」といった外的動機[have to]
「こう在らねばならない」と自分で思い込んでいる動機[must]
生きていくとどうしてもこうでなければならないという制約に縛られていきます。
でもそれだとなかなか結果が出にくいのです。
では次回は佐藤さんの面倒を見なければならないという強制から
「私はこう在りたい」という内的動機[want]にシフトしていく
お話に続きます。
仕事の生産性をあげるためさまざまな方法を試しました。その結果UiPathにたどり着き現在UiPathを使った業務効率化の開発、講師の仕事をしています。
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