こんにちは
お客様のために仕事をカンタンにするロボットを作ってみたものの
リリースしてみたら修正依頼の連続。。。。
しかもどこを直していいのか分からない.
そんな悩みはお持ちではないでしょうか?
今回はそんな悩みにお答えするために記事にしました。
目次
過去に書いたUiPathの初心者用の記事はこちら
【RPA】UiPath StudioX(無料版)のダウンロードとインストール方法
https://goodsystem.jp/rpa/howto-install-uipathstudix.html
RPAならやっぱりUiPath 開発ツールの違いをまとめてみました
https://goodsystem.jp/ai/uipath_feature.html
リリースした後に保守しやすい作りにするには
仕事をもっとカンタンに業務スピードをあげるためにRPAを!
という熱い想いを元にUiPathで作ってみたものの。。。。
リリースしたら
動かないだけど。。。
ちょっとどうなっているの
なんて言葉を聞いたことはないでしょうか?
自分が作ったソフトを第三者が使う場合どうしても障害が発生しやすいです。
むしろ現場では想像していない使われ方をしていたりします。
UiPathに限らず作ったソフトをリリースした後に保守しやすい設計にしておく必要があります。
実はあまり知られていませんが。。。
ぜひ使ってみてくださいね。
「ファイルを分析」を使って保守しやすい作りに使用
ある程度動くことが確認できたら
UiPathのリボンにある「ファイルを分析」をクリックすると現状から直したほうがいい箇所を洗い出してくれます。
とっても便利ですね。
公式のファイルを分析の使い方は下記のリンクからみることができます。
ワークフロー アナライザーについて
https://docs.uipath.com/ja/studio/standalone/2023.4/user-guide/about-workflow-analyzer
「ファイルを分析」での対応事例
上記のエラーログの中に
Warning ST-NMG-004
表示名の重複 実行 の表示名が複数回定義されています。
現在の許容しきい値は 1 です。コードに含まれる定義数は 4 です
が表示されています。
これは今回各種のアクティビティで実行という名前があるのですが
このままだと名前が同じになっています。
これをきちんと名前をひとつづつ変えてあげることでこのエラーはつぶすことができます。
名前を重複させないようにすることにより動かなくなった時に動かなくなった箇所を
早く見つけることができるようになります。
設定を変えるには「ワークフローアナライザー」で設定を変えておこう
「ファイルを分析」ツールの設定を変えたい場合には
ファイルを分析
→
ワークフロー アナライザーの設定
を使って「ファイルを分析」ツールの設定を変えておきましょう。
ワークフローアナライザーのおすすめの設定はreiさんの記事が参考になりますのでぜひ読んでみてくださいね。
【UiPath】ワークフローアナライザーからみる開発のヒント|rei
https://note.com/ss_uipath/n/n4fd83b6aaf68
まとめ:RPAはリリースした後からが勝負!クライアントから動かないと連絡がきたときに対応できるようにしましょう
UiPath(RPA)は作りやすさと比例して運用していくと動かないといったことが多く発生します。
その時にどこで動かなくなっているのか対応することは本当に大切です。
障害が発生したらどこで動かなくなっているかわかるようにように
障害が発生しないように「ファイルを分析ツール」を使って対応していきましょう。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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ではまた次のブログでお逢いしましょう。
仕事の生産性をあげるためさまざまな方法を試しました。その結果UiPathにたどり着き現在UiPathを使った業務効率化の開発、講師の仕事をしています。
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