WEB解析士の島村竜一です。
今日はセッションについて書いてみます。
あれ?セッションって見ているユーザではないの?
以前Googleアナリティクスでみると「訪問数」といわれていたものが
2014年に「セッション」という呼び名に変更されました。
ちょっと機械的な言い方になってしまってとっつきにくい
イメージになってしまいました。
さてこの「セッション」ですが、ユーザがホームページを訪れた時に
1回としてカウントされます。何ページ見ようがセッションは1回のままです。
ブラウザーを閉じられても変わりませんが、「終了」と判断されると次に訪れた時は2回目としてカウントされます。
次のカウントとしてみなされるのは以下の条件になります。
- 30分間なにも行動がない場合
- 日付が変わるタイミングをまたぐ場合
- 30分以内で、前回と異なる経路や検索キーワードを経由して再度ホームページに訪れた場合
なのでよく勘違いしやすいのですが今日何人みたという観点とはちょっと違います。
ユーザーこそ本当に見ている人の数
Googleアナリティクスのあちこちの設定では普段「セッション」が表示されています。
では本当に自分のホームページを見ている人の数を知りたい場合にはどうしたらいいのでしょうか?
それは「ユーザー」になります。
添付した画像のものはある記事をねらって書いたところ本当に新規ユーザーばかり集まりました。
セッションと新規ユーザーがまるで同一という面白いデータですね。
このユーザにもある癖があります。
それはある期間にユーザーがホームページを訪問した際、過去2年間にわたって訪問の履歴がない場合に「ユーザー」として一回カウントされます。それ以降の訪問は同じ人が何度訪問してもユーザは1のままでカウントされません。
これも大切なことなので覚えておきましょうね。
ではWEB解析士の島村竜一でした。
これからもよろしくお願いします。
仕事の生産性をあげるためさまざまな方法を試しました。その結果UiPathにたどり着き現在UiPathを使った業務効率化の開発、講師の仕事をしています。
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