こんにちは
島村竜一です。
ここのところ社内自動化アプリの為RPAやらAIなどと格闘しています。
そう聞くと難しそうに聞こえますが実は簡単にPythonを使ってChatGPTを簡単に呼び出すことができます。
今回の記事では実際にPythonの実装例を元にChatGPTを組み込む方法を解説させていただきます。
目次
実際にPythonからChatGPTを呼び出してみよう
それでは、実際にPythonでChatGPTを呼び出す手順を見ていきましょう。
Step 1: 準備
まず、OpenAIのAPIキーを取得する必要があります。以下のサイトからアカウントを作成し、APIキーを取得してください。
https://platform.openai.com/playground/chat?models=gpt-4o
注意点として、OpenAIのライセンス料は前払い制です。APIキーを取得する前に、料金を支払う必要があります。
Step 2: 環境設定
Pythonがインストールされていることを確認し、必要なライブラリをインストールします。
pip install requests
Step 3: コーディング
以下のPythonコードを使用して、ChatGPTを呼び出すことができます。
import requests
import os
import json
# APIキーを設定
os.environ["OPENAI_API_KEY"] = "Open APIキー"
url = "https://api.openai.com/v1/chat/completions"
headers = {
"Content-Type": "application/json",
"Authorization": "Bearer " + os.environ["OPENAI_API_KEY"],
}
data = {
"model": "gpt-3.5-turbo",
"messages": [
{
"role": "user",
"content": "AIを活用した業務効率化について教えてください。",
}
],
"temperature": 0.7,
}
response = requests.post(url=url, headers=headers, json=data)
response.encoding = "utf-8"
print(json.dumps(response.json(), indent=2, ensure_ascii=False))
PythonでのChatGPTのポイント
ChatGPTのプログラミングのポイントについて解説をさせていただきます。
ご覧いただいたように、PythonでChatGPTを呼び出すのは非常に簡単です。
わずか数十行のコードで、強力な自然言語処理機能を自社のシステムに組み込むことができるのです。
1
os.environ[“OPENAI_API_KEY”] = “OPENAIのキーを埋め込む”
OPENAI_API_KEYは使った分だけお金がかかる従量制です。
厳重に管理するようにしましょう。
使うためにはあらかじめ下記のサイトで課金をする必要があります。
https://platform.openai.com/settings/organization/billing/overview
2
ChatGPTはさまざまなモデルを用意しています。
バージョンアップが頻繁に行われ昔のバージョンなどは使えなくなっています。
引用-発表資料https://studyco.connpass.com/event/310497/
【LangChainゆる勉強会#1】LCELのチュートリアルを動かしながら解説【ランチタイム開催】
https://www.youtube.com/live/8FPgoCjoenI
text-davinci-003は2024年07月3日の時点ではすでに使えなくなっています。
3
temperatureというパラメータがあります。
0.0から2.0まで範囲指定をすることができます。
値を大きくするほどランダムな回答が返ってきます。
4
response.encoding = “utf-8”
日本語の質問をする時には必ず文字コードの指定をするようにしてください。しないと文字化けをおこします。
実はお手軽にできちゃうプログラミングからChatGPTを呼びだす
ChatGPTの登場によりより気軽にAIが使えるようになりました。
AIの登場により一番変わったのはプログラミング業界だと言われています。
実装のときのアドバイスとしてChatGPTを使ったり、
またプログラムからChatGPTも容易に呼び出せるようになりました。
ぜひChatGPTが登場したことによる新しいプログラミングをマスターして仕事を楽にしてみてくださいね。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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ではまた次のブログでお逢いしましょう。
仕事の生産性をあげるためさまざまな方法を試しました。その結果UiPathにたどり着き現在UiPathを使った業務効率化の開発、講師の仕事をしています。
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