こんにちは
島村竜一です。
現在あちこちで人手不足のためどこも忙しい状態です。
挙句の果てに人手不足のため倒産みたいな話もおきています。
そんなことを起こせないためにもAIによる業務改善があちこちで言われています。
そうはいってもAIによる業務改善って難しそう?そう思ったりしませんか?
今回は大人気のDifyを使って簡単にヘルプデスクを作る方法ブログにしました。
この記事を読んでわかること- Difyのテンプレートを使った素早く業務に取り入れる方法
- AI(Dify)の初心者でもChatを導入する方法
目次
導入:ヘルプデスクの課題とDifyによる解決策
現在のヘルプデスクの課題
社内のヘルプデスクは、多くの企業にとって不可欠な存在ですが、その運用にはさまざまな課題がつきものです。
✅ 問い合わせ対応の負担増加
同じような質問が何度も繰り返され、ヘルプデスクの担当者が対応に追われることが多くなっています。例えば、「パスワードのリセット方法」や「ソフトウェアのインストール手順」など、繰り返し対応する内容が多いでしょう。
✅ FAQの活用不足
社内にFAQを用意していても、従業員がその存在を知らなかったり、検索しにくかったりするため、結局ヘルプデスクに直接問い合わせが来てしまいます。
✅ 有人対応のコスト増加
24時間対応が必要な場合、有人対応ではコストが膨らんでしまいます。さらに、繁忙期には対応が追いつかず、従業員の業務遅延につながることもあります。
✅ 情報の属人化
ナレッジが適切に整理・共有されていないため、担当者によって対応の品質にばらつきが生じることがあります。ベテラン担当者が退職すると、ナレッジが失われるリスクもあります。
💡 チャットボットを導入することで、これらの課題を解決できます!
チャットボットを活用することで、社内の問い合わせ対応を自動化し、業務負担を大幅に軽減できます。チャットボットの基礎知識から成功のポイントまでを知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
👉 はじめてのチャットボット導入ガイド:基礎知識から成功のポイントまで
Difyを活用した解決策
こうした課題を解決するために、Difyの 「Question Classifier + Knowledge + Chatbot」 のテンプレートを活用すれば、問い合わせ対応を 自動化 し、ヘルプデスク業務の負担を軽減できます。
💡 Difyの導入で実現できること
- 質問分類器を使って問い合わせを自動分類し、適切な対応へ誘導
- 知識取得でナレッジベースを活用し、的確な回答を提示
- Chatbot による自動対話で24時間対応を実現
- ノーコードで導入可能 なので、IT部門が主導して短期間で運用開始
Difyテンプレートの特徴と仕組み
Difyとは?
Difyは、ノーコードでAIアプリケーションを構築できるプラットフォームです。特に、ヘルプデスク業務の自動化に特化したテンプレート を提供しており、技術的な知識がなくても簡単に導入できます。
🚀 Difyの特徴
- ノーコード・ローコードで構築可能
- OpenAIのGPTシリーズやClaude、Llamaなど、複数のAIモデルと連携
- 企業向けに最適化された ヘルプデスク自動化テンプレート を提供
📢 チャットボットを活用することで、企業のサポート業務をより効率化できます!
詳しくは、こちらの記事も参考になります。
👉 はじめてのチャットボット導入ガイド:基礎知識から成功のポイントまで
Difyテンプレートの基本構成
Difyの「Question Classifier + Knowledge + Chatbot」テンプレートは、以下の3つの主要コンポーネントで構成されています。
- 質問分類器
- 問い合わせ内容を自動分類(例:「アカウント管理」「システムトラブル」「一般的な質問」など)
- 分類結果に応じて、適切なナレッジベースを検索
- 知識取得
- 分類された質問に対し、Difyのナレッジベースから関連情報を取得
- ベクトル検索+キーワード検索のハイブリッド方式で、より正確な検索が可能
- Chatbot(自動応答)
- 取得したナレッジをもとに、自然な回答を生成し、ユーザーに提供
- RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を活用し、常に最新の情報を反映
Difyテンプレートを活用したヘルプデスクの構築手順
Difyにはあらかじめ業務によく使うテンプレートが入っています。
Difyのテンプレートを使うにはDifyにログイン後上のメニューから「探索」をクリックします。


そうするとDifyのテンプレートが表示されます。
テンプレートは54個用意されています。こんなに用意されているなんてすごいですね。Difyのバージョンアップに伴いテンプレートはドンドン増えていっています。追加料金なしで使えるので本当に便利です。(2025年03月18日現在)
右上の虫がねから「Question Classifier + Knowledge + Chatbot」と検索してもいいですし、目視で探してもいいので「Question Classifier + Knowledge + Chatbot」をクリックしましょう。

クリックすると「Question Classifier + Knowledge + Chatbot」をインストールすることができます。

こちらのテンプレートがチャットボットでよく使われる構成なのでぜひ試してみてくださいね。
まとめ
記事のまとめ
Difyを導入すれば、ヘルプデスクの問い合わせ対応を大幅に自動化 でき、24時間対応の実現や担当者の負担軽減が可能になります。
📢 チャットボットの導入を検討中の方は、こちらの記事もおすすめです!
👉 はじめてのチャットボット導入ガイド:基礎知識から成功のポイントまで
今すぐDifyを導入し、ヘルプデスク業務を効率化しましょう! 🚀
このブログ記事が参考になれば幸いです!Difyを活用して、よりスムーズな問い合わせ対応を実現しましょう! 😊
仕事の生産性をあげるためさまざまな方法を試しました。その結果UiPathにたどり着き現在UiPathを使った業務効率化の開発、講師の仕事をしています。
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