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RPAのいいところと悪いところをご紹介

こんにちは
島村竜一です。

ここのところRPAの開発やら講師の案件を手がけています

今回はRPAができること・得意なことそして苦手なことを記事にしました。

この記事を読んでほしい人

RPAができること・得意なこと

RPA(Robotic Process Automation)は、特定の業務プロセスを自動化するソフトウェアロボットのことを指します。

その最大の特徴は、一度プログラム化された業務を高速で正確に実行できることです。これにより、人間のミスを防ぐだけでなく、大量のデータを短時間で処理する能力も持っています。

RPAは、単純な作業から複雑なタスクまで幅広く対応可能です。

たとえば、データの入力や抽出、帳票の作成、メールの送信、システム間のデータ転送など、ルーチンな作業はRPAの得意分野になります。

これにより、業務効率を大幅に引き上げることが可能です。

また、RPAは24時間365日稼働することが可能です。そのため、時間や日付による制約から解放され、より柔軟な業務運用が可能となります。

さらに、RPAはスケーラビリティ(拡張性)にも優れています。ビジネスの規模や業務内容が変わったとしても、ロボットの数を増やしたり、新たな業務をプログラム化することで対応可能です。これにより、業務量の変動に柔軟に対応しながら、効率化を進めることができます。

業務が終わらないだから人を雇うと思ってもなかなか求人は人が集まりません。

その点RPAは台数を増やして拡張性をますことにより処理能力が確実にあがります。

なお、RPAは単体でも優れた効果を発揮しますが、AI(人工知能)と組み合わせることで、さらに高度な業務自動化も可能となります。

このAI(人工知能)とRPAについて次回以降のブログにて詳しくとりあげます。

RPAのできないところ

自治体におけるRPAガイドブック

RPAは、与えられたインプットとシナリオのとおりに動作します。

人間のようにあらゆる状況に応じてその都度判断し、迷ったら指示を仰ぐということはできません。

RPAに対しては、判断を必要としない(または、判断の条件を全て定義しきれる)ような単純作業のみを切り出して行わせることになります。

引用-自治体におけるRPAガイドブック https://www.soumu.go.jp/main_content/000890388.pdf

苦手なこととして
1.臨機応変に人のように対応するということ
2.場合によっては人がやった方が早いこと
3.RPAに向いていない業務があるということ
があります。

「1.臨機応変に人のように対応するということ」は
ホームページにおいて画面の読み込みに時間がかかるときたまポップアップが表示されるなどがあります。

もちろんRPAでもそのようなことに対応する仕掛けはあります。
例えば画面においてこういったパーツが表示されたらこういった対応するといったこともできます。

ただあまりに多かったり、頻繁にホームページが更新される場合には対応が難しいことがあります。

「2.場合によっては人がやった方が早いこと」とは
熟練した職人がやった方が早い場合もあるということです。

また、1件あたりにかかる処理時間で比べた場合、人間よりも短時間で終えられるとは限りません。

熟練した職員の方が手早く終えられることも珍しくなく、RPAを動作させるための事前準備や、処理結果の確認も含めて考えれば、RPAを使う方が、時間がかかることもあります。

引用-自治体におけるRPAガイドブック https://www.soumu.go.jp/main_content/000890388.pdf

処理件数が少ない場合にはRPAに任せるのではなく人がやるという選択もするべきです。

3.RPAに向いていない業務があるということ

RPAだからといって万能ですべての業務に取り入れると効果がでるわけではありません。

たとえば、

変更が多い画面ので業務、

デザインが複雑な業務での画面

パソコン画面が頻繁に変わる業務

こういったものがあります。

なんでもかんでもRPAを使って自動化することが正しいわけではないということです。

RPAの導入前にはできることとできないことの情報収集は欠かせません

いまあちこちで人手不足が叫ばれ黒字倒産みたいな話もでてきています。

そうならないためにも。。。

RPAを導入する時にはしっかりとした結果をだすためにも
なにができてなにができないのかをしっかりと洗い出す必要があります。

そうすることでしっかりとした結果をだすことができます。

次回はRPAの新しい活用方法としてAIとRPAを組み合わせたやり方をご紹介します。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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ではまた次のブログでお逢いしましょう。