こんにちは
島村竜一です。
コロナウィルス配下で島村の仕事内容も大きく変わり、Pythonでガリガリとプログラムを組んだり
RPAに関する相談を受けるようになりました。
近頃RPAという言葉を耳にする方も多くなったのではないでしょうか?
本記事では、RPAとはなんなのか?どういったメリットがあるのか?などを記事にしてみました。
自社の仕事を効率化したいという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
RPA(ロボティックプロセスオートメーション)とは
RPA(ロボティックプロセスオートメーション)は「Robotic Process Automation」の略で、直訳すると「ロボットで業務プロセスを自動化する」という意味です。
RPAというロボットがいるのではなくてRPAという分類のパソコンソフトの種類があります。
コンピュータ上で私達がおこなっている各種の繰り返し作業を自動的におこなってくれるので人手不足の日本を救う手段の一つとして注目を集めています。
RPAが求められているブームの背景
いつのまにやら本屋さんにいくとRPA関連の書籍がズラッと並ぶようになりました。
RPAが求められている背景はなんといっても人手不足があります。
我が国では、少子高齢化が急速に進展した結果、2008年をピークに総人口が減少に転じており、人口減少時代を迎えている。
国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によると、2050年には日本の総人口は1億人を下回ることが予測されている。
人口構成も変化し、1997年には65歳以上の高齢人口が14歳未満の若年人口の割合を上回るようになり、2017年には3,515万人、全人口に占める割合は27.7%と、増加している。
他方、15歳から64歳の生産年齢人口は2017年の7,596万人(総人口に占める割合は60.0%)が2040年には5,978万人(53.9%)と減少することが推計されている。引用平成30年度情報通信白書(1)人口減少の現状
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd101100.html
引用平成30年度情報通信白書(1)人口減少の現状
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd101100.html
日本では2050年をさかいに人口が一億人をわり、2040年には5,978万人(53.9%)になると言われています。
引用-労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)7月分結果
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html
また失業率もコロナ騒ぎで上昇はしましたが就職率が今上がってきています。
完全失業者数は191万人。前年同月に比べ6万人の減少。18か月ぶりの減少になっています。
2021年8月31日の総務省の発表(https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html)
さらに今第四次産業革命ということでオフィスの現場では高いITスキルが要求されるようになってきています。
島村竜一
島村自身も職業訓練校やパソコン教室でPythonを教えたり、Facebook広告を教えたりしています。
労働人口が足りない!
さらに高いITスキルが要求される!
さらに現場は忙しいのでいい人が雇えたとしてもなかなか社内教育している余裕もありません。
こんなないないづくしのなか生産力を高める手段としてRPA(ロボティックプロセスオートメーション)が注目を集めています。
RPA(ロボティックプロセスオートメーション)に向いている業務
では具体的にRPA(ロボティックプロセスオートメーション)で現場のなにが解消されるのかということがきになることでしょう。
人がパソコンで行う定型的な作業はほぼRPA(ロボティックプロセスオートメーション)に置き換えることができます。
社内において考えずに決まった操作で行う業務があります。
例えば交通費精算。
1.サーバのフォルダにあるExcelもしくはスプレッドシートからデータを集める
2.データを社内システムの経理システムに転記する
こういった一連の操作をRPAがインストールされたコンピューターが行うことができます。
いくつかやり方はあるのですが、一番わかり易いのは人が操作するパソコン操作を記録してRPAが実行することができます。
社内の定型的な単調な仕事はRPAに任せることにより、単純作業を減らすことができます。
RPA(ロボティックプロセスオートメーション)に向いている企業
RPAを導入することの効果がでやすいのはずばり大企業です。
その理由は、
業務のボリュームが多いため、RPAによる自動化のメリットは非常に大きいです。
実際現場でもウエルカムの声はかなり大きいようです。
島村竜一
ただ働き方というよりももう残業代でお金を稼ぐという考え方が古い時代となっています。
単純な作業はパソコンにさせて私達はAIを使う側に回ったほうが労働者としても賢い生き方ですよね。
インターネットでRPAの具体例を探すと大手企業ばかりです。
ただこれからは中小零細企業もRPAを入れていかないとたちいかなくなる時代がもうそこまできています。
なぜなら中小零細は募集をかけても人はなかなか集まりません。
でもこのコロナウィルスによりますますオンライン化が求められています。
人はいない。でも仕事はドンドン増えている。
それがどこの会社でも起きている状態です。
個人でいくらがんばっても限界があります。
結果の出す仕組みを会社として作る必要性がでてきています。
結果の出す仕組みとしてRPAはお薦めです。
RPAソフトなどもドンドン価格が安くなってきています。
条件によっては(日本のほとんどの企業は適用)無料で使えるものまででてきています。
人手不足を解消するためにもぜひRPAの導入を検討してみてくださいね。
まとめ:中小零細企業こそRPA(ロボティックプロセスオートメーション)が必要です!
今日本は国をあげてDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいっています。
DXというとどうしてもオウンドメディア、Facebook広告といった顧客接点でのDXやさらにその先のビジネスモデルを変えたDXが目立ちます。
でも顧客接点のDXを動かすために社内事務がうまく機能していないとできません。
RPAをいれることで少ない稼働でミスなく社内事務の作業を回していくようにしていきましょう。
ではまた次のブログでお会いしましょう。
仕事の生産性をあげるためさまざまな方法を試しました。その結果UiPathにたどり着き現在UiPathを使った業務効率化の開発、講師の仕事をしています。
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