こんにちは 島村竜一です。
読書は最高の自己投資ですが、せっかく読んだ本の内容を活かせず、「読んで満足」で終わっていませんか?メモを取ろうと意気込んでも、面倒で続かない。結局、数日後には内容をほとんど忘れてしまっている…そんな経験は誰にでもあるはずです。
しかし、AIが日常に浸透した今、その悩みは過去のものになります。本書で紹介するのは、KindleのハイライトをObsidianというメモアプリに「完全自動」で連携させる方法です。もう、読書メモを一行たりとも手で書き写す必要はありません。
この記事を最後まで読めば、あなたは読書を単なる消費活動から、知識が自動的に蓄積され、AIと共にアイデアを生み出す「知的資産」へと変える具体的な手順をすべて手に入れることができます。読書メモの常識が変わる瞬間を、ぜひ体験してください。
目次
この記事を読んでほしい人
- 読書をしても内容をすぐに忘れてしまう方
- 読書メモを取ろうとしても面倒で挫折してしまう方
- 読んだ本の内容を知識として定着させ、仕事や学習に活かしたい方
- AIを活用して効率的に情報収集やコンテンツ作成をしたい方
なぜあなたの読書メモは「読んで満足」で終わってしまうのか?
多くの人が読書メモで挫折する最大の原因、それは「ゼロから手で書き写す(手入力する)」という行為そのものにあります。心に響いた一節を、ノートやPCに一字一句書き写す作業。この単純作業に、あなたの貴重な脳のリソースと時間を使うべきではありません。
本来、読書は新しい知識を学び、思考を深めるための「学習」であるはずです。しかし、「書き写す」という行為に疲弊してしまうことで、いつの間にかメモを取ること自体が目的化し、肝心の内容が頭に残りません。
その結果、多くの読書が「読んで満足」という一過性の体験、つまり「消費」で終わってしまいます。本棚に並んだ本を眺めて満足はするものの、その知識は右から左へと抜け落ち、仕事や生活に活かされることなく忘れ去られていくのです。
読書を資産に変えるKindleとObsidianによるメモ自動化という解決策
その「読んで満足」で終わる読書体験を根底から覆すのが、電子書籍リーダー「Kindle」と、高機能メモアプリ「Obsidian」を連携させる方法です。この仕組みを一度構築してしまえば、あなたがKindleでハイライトした文章は、すべて自動でObsidianに集約されます。
Obsidianは、単なるメモアプリではありません。ノート同士をリンクで繋ぎ、知識をネットワーク化できることから「第二の脳(セカンドブレイン)」とも呼ばれています。
Kindleで心に響いた箇所にハイライトを引くだけ。たったそれだけで、本のタイトル、著者名、そしてハイライトした文章が、完璧に整形された状態であなたの「第二の脳」に蓄積されていきます。もう、面倒な書き写し作業は一切不要です。あなたはただ、「読むこと」と「考えること」だけに集中すれば良いのです。
Kindleハイライト自動化がもたらす3つの革命
KindleとObsidianの自動連携は、あなたの読書体験に革命をもたらします。具体的には、以下の3つの大きなメリットがあります。
その1:書き写し作業がゼロになる完全自動連携
最大のメリットは、手間がゼロになることです。Kindleでハイライトした箇所は、Obsidianのボタンを一つ押すだけで自動的に取り込まれます。
本のタイトル、著者、ハイライトした文章、そしてそれが本のどの位置にあるかという情報まで、すべてが綺麗に整形された状態でノートが生成されます。これまで何十分とかけていた書き写しの作業が、文字通りゼロになります。
これにより、メモを取る心理的なハードルが劇的に下がり、「面倒だから後でやろう」と考えてそのまま忘れてしまう、といった挫折から完全に解放されます。
その2:AI活用でアイデアを無限に生み出す土台作り
自動で取り込まれたハイライトは、すべてテキストデータとしてObsidianに保存されます。これは、AIとの連携において絶大な力を発揮します。
例えば、マーケティングに関する本を5冊読んだとします。それぞれのハイライトが蓄積されたノートをAIに読み込ませ、「この記事の構成案を考えて」「これらの知識を基に新しい企画を3つ提案して」と指示するだけで、AIは瞬時にアウトプットを生成します。
手書きのメモでは決して実現不可能な、知識の再生産が可能になるのです。あなたの読書は、AIと共に新たなアイデアを無限に生み出すための強力な土台となります。
その3:瞬時に情報へアクセスできる圧倒的な検索性
「あの本に書いてあった、あの言葉なんだっけ…」と記憶をたどる時間はもう必要ありません。Obsidianに集約されたメモは、全文検索が一瞬で完了します。
さらに、Obsidianの強力な機能である「タグ」や「リンク」を使えば、異なる本から得た知識同士を簡単につなげることができます。例えば、「#心理学」というタグをつけておけば、関連するハイライトを瞬時に一覧表示できます。
これにより、知識が点ではなく線、そして面として繋がり、より深い理解と洞察を得ることが可能になります。過去の読書が、いつでも引き出せる知的資産へと変わるのです。
【初心者でも簡単】ObsidianとKindleの連携設定4ステップ
ここからは、具体的な設定手順を解説します。専門的な知識は不要で、初心者の方でも簡単に設定できますので、ぜひ一緒に進めてみてください。
STEP1:プラグイン「Kindle Highlights」をインストールする
まずはObsidianに、Kindleと連携するための拡張機能(プラグイン)を導入します。
- Obsidianの画面左下にある「設定(歯車マーク)」をクリックします。
- 左側のメニューから「コミュニティプラグイン」を選びます。
- 「コミュニティプラグインをオンにする」ボタンを押します。
- 「閲覧」ボタンをクリックし、検索窓に「Kindle Highlights」と入力します。
- 表示されたプラグインをクリックし、「インストール」→「有効化」の順にボタンを押します。
これでプラグインの準備は完了です。
STEP2:Amazonアカウントを連携させる
次に、インストールしたプラグインとあなたのAmazonアカウントを連携させます。
- 「設定」メニューの左側、一番下の方に「Kindle Highlights」という項目が追加されているので、それをクリックします。
- 設定画面が表示されたら、「Sign in to Amazon」というボタンをクリックします。
- ブラウザが起動し、Amazonのログイン画面が表示されるので、ご自身のAmazonアカウントでログインしてください。
島村竜一
「Success!」と表示されれば、連携は成功です。
STEP3:ボタン一つでハイライトを同期する
すべての設定が完了しました。あとはボタン一つで、あなたのハイライトがObsidianに流れ込んできます。
- Obsidianの画面左側にあるアイコン一覧から、「Kindle」のアイコン(開いた本のようなマーク)を探してクリックします。
- 「Sync now」というボタンが表示されるので、クリックします。
これだけで、今までにKindleで購入した本のハイライトがすべて自動で取り込まれます。新しい本を読み終えた後も、この操作を行うだけで最新のハイライトが同期されます。
学習目的に合わせた紙の本とKindleの最適な使い分け
「では、もう紙の本は必要ないのか?」と疑問に思うかもしれません。結論から言うと、目的に応じて使い分けるのが最適です。
📖 紙の本が向いているもの
- 写真集・画集: 紙の質感や印刷のクオリティ、レイアウトそのものを楽しみたい本。
- 漫画: 見開きページならではの迫力や演出を味わいたい作品。
- 固定レイアウトの技術書: 料理本や図解が多い入門書など、ページのレイアウトが重要な本。
📱 Kindleが向いているもの
- ビジネス書・新書: テキストが中心で、知識や情報を得ることが主目的の本。
- 長編小説: 分厚くて持ち歩きにくい本も、デバイス一つで気軽に読める。
- 学習のための読書: 後から検索したり、AIに活用したりすることを前提とした読書。
もしあなたが「学習効率」を最優先するならば、「紙の質感が好き」といった情緒的な理由は一度脇に置き、知識を得るための読書はKindleに切り替えることを強くお勧めします。
島村竜一
まとめ
いかがだったでしょうか。AI時代の新しい読書メモ術は、もはや「書く」のではなく「自動で集め、自分の言葉で意味づける」スタイルへと進化しています。
最後に、この仕組みを構築するためのステップと、得られる未来をもう一度確認しましょう。
✅ やること
- 「勉強のための読書」は電子書籍(Kindle)に切り替える。
- Obsidianに「Kindle Highlights」プラグインをインストール&連携する。
- 読書中は、ハイライトを遠慮なく、長めに引く。
- 読後は、ボタン一つでハイライトをObsidianに自動取り込みする。
- 取り込んだノートに、1行だけ感想を追記(自分の言葉に翻訳)する。
❌ やらないこと
- ノートにペンで一字一句書き写すこと。
- 後で意味がわからなくなる短い単語だけにハイライトすること。
- 完璧な読書メモを作ろうと気負うこと。
この仕組みを一度作ってしまえば、あなたは読書メモの煩わしさから永遠に解放されます。読書のハードルは下がり、知識は驚くほど定着し、AIを活用して過去の読書が未来のアイデアを生み出す「資産」へと変わります。
「書き写す」時代は終わりました。KindleとObsidianを活用し、「読むこと」と「考えること」という、人間が本来やるべき最も創造的な活動に集中していきましょう。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
次のブログでお逢いしましょう
仕事の生産性をあげるためさまざまな方法を試しました。その結果UiPathにたどり着き現在UiPathを使った業務効率化の開発、講師の仕事をしています。
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